夫:「リビングの居心地の良さ」を一番に考えました。家族が集まるのはやっぱりリビングだと思うので。
妻:そうですね、だから落ち着いた雰囲気にしたくてグレーと黒にこだわりました。玄関や廊下の壁紙はグレーにしていますが、リビングは少し明るくしたかったので壁紙は白にしたんです。キッチンも最初は明るくしようかとも思ったのですが、結局すべてグレーにしました。希望していた雰囲気に仕上がってとても気に入っています。
夫:後は、壁掛けテレビの上には間接照明を採用しています。実は最後の最後に無理を言ったのですが、これもすごく雰囲気がいいのでやってよかったと思います。夜は間接照明だけにして癒やされるのが日課です。ついうっかり、そのままソファで寝てしまうんですよね。笑。
妻:間接照明といえば、玄関もそうですね。
夫:玄関に置きたいと思っていたお気に入りのディフューザーがあったので、そのためにニッチの棚をつけました。…で、ここにも間接照明をつけてもらったんです。どちらもこだわってよかったし、柔軟に対応してくれてありがたかったです。
妻:まずは収納ですね。1階にファミリークローゼットをレイアウトしました。それからキッチンの横にある土間スペースです。夫の希望というか…わたしのお願いというか…
夫:僕は釣りが趣味なんですが、釣ってきた魚をキッチンで“さばく”のを妻が嫌がっていて。
妻:だから、ふたりで別の部屋をつくると決めていました。笑
夫:実際、道具なども洗えたり置いておけたりするので便利です。土間の壁は全面パネルにしているし、床はコンクリートにしているので、直接水をかけて洗うことができます。清潔に保てるのもポイントですね。
妻:後は、キッチンも夫の希望でガスにしました。ガスで料理がしたかったみたいです。
夫:キッチンの横にお風呂をレイアウトするのもやめましたね。くつろげるリビングダイニングと、生活感のある洗面・脱衣・お風呂を区別したのも自分としては好みなんです。
妻:私自身は基本的には人見知りなんですけど、とても話しやすかったです。
夫:フレンドリーでしたね。打ち合わせは1年くらいかかるので、雑談も大事だと思うんです。だから打ち合わせが楽しかったし、話しやすかった気がします。
妻:思ったことは全部話して相談しました。結果的にも現実的な予算でほぼ希望が叶いました。
夫:正直ほかのどの家を見ても、自分の家が一番いいと思うんですよ。笑。