洗練されたキッチンが主役の家

キッチンの奥には、食材やキッチン小物を収納したり高さが調節したりできる可動棚を用意。パントリーとして充分な収納力を備えているうえ、リビングから見えにくい位置に配置しているから生活感を感じさせません。さらに、ダイニングの（キッチンと反対側の）奥には畳コーナーを設けていて、天井のクロスやクローゼットのドア、使用する畳などすべてを淡いグレーにすることで上品に仕上げています。

同じく淡いグレーでまとめられた洗面室。充分な広さのある洗面カウンターに大きな鏡、アンティーク風なライトなど、ここでもセンスの良さがうかがえます。洗面とランドリースペースを別にして奥にお風呂をレイアウトしたので、子供が成長しても来客があっても、気兼ねなく洗面室を使うことができます。すぐ横にはファミリークローゼットもあり、洗濯・乾燥・収納が一連の流れでできるのもこだわりです。

落ち着いた雰囲気の住まいのポイントはLDKだけではありません。実は、玄関を入ってすぐから明るく上品で広々。シューズクローゼットや玄関の手洗いスペース、黒と木をかけ合わせた階段など、随所に散りばめた黒がアクセントになっています。階段を登ると2階にも大容量のウォークイン。さらに、子供部屋やトイレのほか、夫婦の寝室は心地よい眠りを誘うシックな色合いでコーディネートしています。バルコニーには家族全員の洗濯物を干すことができるうえ、晴れた日には夜空や星を眺めることもできます。