豊かに広がる大自然を背景に建てられたシックな住まい。広々とした土地の一角にある、すっきりとしたアトランティックブルーの外観が青い空によく映えます。そして、木目調の玄関扉からはあたたかなぬくもりが感じられます。
玄関扉を開ければ、正面には今人気のグレージュのリビング扉。足元にも明かり取りの窓を採用しています。そして左手側には、家族専用の玄関を土間としてレイアウト。シューズクローゼットとファミリークローゼットを兼ねた空間なので、アウターやコートを掛けておいたり制服やランドセルを置いたりでき、玄関が散らからずにすむというアイデア。奥の扉を開けた先は洗面室へと続くので、そのまま手を洗ってリビングに入ることができます。
LDKは24帖の広々空間。大きな窓からは差し込む光がリビングを照らし、電気がいらない明るさ。さらには大パノラマの風景が広がり、まるで山間のリゾートのように優雅に過ごせます。落ち着いた空間にしたかったというご夫婦が、床材や床の色味から考え、明るさを確保するために壁紙は「白」で統一しました。
いとこの家の間取りを参考にし、憧れだったアイランドキッチンを実現したダイニングスペース。まだ小さな子どもも、大きくなったらキッチンを自由に行き来できるため、家族の会話も弾みそうです。「黒」でまとめられたキッチンには、冷蔵庫のほかに冷凍庫を置くスペースも用意。パントリーも採用したので、日用品や食材をたっぷり収納できます。
余裕のあるキッチンスペースはアイランドキッチンであることはもちろんのこと、料理がしやすい3口コンロと天板のグレーにもこだわりました。キッチンに立って右手奥には、洗面室へと続く動線。そこにもたっぷりの収納を採用しています。…良く見ると、キッチンと通路の境目にシルバーのポールが見えます。実はコレ、ご主人希望の懸垂棒!気が向いたときにぶら下がり、懸垂で健康を維持しているそうです。
土間からもキッチンからもアクセスできる洗面室も広々。家族の誰かが洗面台を使っていても、余裕を持って家事ができる十分な広さを確保しています。清潔感があり、飽きのこないすっきりとしたシンプルな雰囲気も魅力。1階にはたっぷりの収納を用意しているので、片付けも便利。いつもキレイな空間を保つことができます。
家の2階には寝室や子ども部屋など全部で4部屋。そのうちの1部屋は洗濯の部屋として大活躍しています。掃除に手間がかかり使う頻度が少ないベランダをつくらなかったことと、最初から部屋干しを考えていたことから、余裕のある部屋数を確保しました。そして寝室だけは天井の壁紙を変え、ほかとは違う空間にしています。奥にはウォークインクローゼットもあるので、1階のクローゼットに必要ない季節の洋服や小物をたっぷり収納しておけます。さらに寝室の窓からも雄大な自然が見られます。夏になると花火が上がる日もあり、最高のロケーションに。寝室のベッドが一番の特等席になるそうです。